私立モヤシ学園
そんな事より、取り残された男の子が気になる。


俺達は、もう一度中を覗いた


すると、男の子は


「モヤシ~モヤシ~ギガントモヤシ~」


校歌をアレンジして熱唱していた。


モヤシ一本がバスケットゴールの網に絡まっているのを見ながら……


俺達は、ドンマイ!と小さく男の子に向かって囁いた



告白…かぁ…


俺も、ちゃんと想いを伝えなきゃ…


あの男の子に俺は勇気をもらったような気が……



そして、ようやく俺達は教室に戻る事にし、
体育館を後にした





第5話・完
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