愛なんてない
「い、いいじゃないですかっ! わたし……これでもちゃんと家事は出来るんですからっ!!」
ぷうっと膨れたわたしを見た京は、プッと噴き出してくっくっと必死に笑いを堪えてたし!
「望月……顔がダルマガエルそっくり」
か……か……カ·エ·ル~~っ!?
わたしはますます頬が膨らみ、風船みたいにパンパン。
「京、ひどいっ! わたし仮にも女の子なのにダルマガエルってなによ~~!!」
腹が立ったからささやかな復讐のため、京のカップめんをちょっと食べてあげた。