カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
試合は2対2の同点で幕を降ろす。


練習試合とあって、PK戦もなかった。


「じゃ~母さん。俺と莉那は帰る」


「そう?友希には会って行かないの?」

「彼女連れで友希にからかわれるのは嫌だからな」

「じゃ~気を付けて」

「母さんも気を付けて帰れよ」

「はいはい」


私達は先にベンチを立って帰って行った。


「友希君に会いたかったなぁー」


「何だよ!?俺を嫉妬させたいのか?」


「別に・・・」


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