カモフラージュ～幼なじみ上司の不測の恋情～

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「ダイヤのリング嵌めてるし、結婚しないのは不自然だよな・・・」


「で、でも…逸希仕事忙しいでしょ？」


「忙しいのはお互いさまだろ？」


「・・・」


同棲したいと言うし、結婚願望が強いのは逸希の方。

私は別に今のままでも十分満足していた。


「まずは久し振りに莉那の両親に会って・・・」


「え、あ・・・」


逸希は結婚する気満々。


「逸希は早く結婚したいのね」


「夢みたいと思うのは、一緒に住んでいないからだと思う。俺は完全に莉那をモノにしたいと言うか」