カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「そうですよ。嘘です」


「逸希!!?」


「まぁ―座れ」


藤ヶ谷さんは俺達をソファに座らせる。



俺達はスパークリングワインでカンパイして、藤ヶ谷さんのオーダーしたホテルのルームサービスの料理に舌鼓した。



「藤ヶ谷さん、私は今日こそ貴方との見合いを断りに来ました」


「逃げても無駄だと言ってるだろ?」


「私は貴方と結婚しません!」


「俺は御曹司、君は令嬢。お似合いのカップルだろ?」


「だから、私は嫌なんです」


藤ヶ谷さんの方が麻生に好意を抱いているようだった。




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