カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「今夜はゴメンなさい。あんな茶番劇に付き合わせて…」


ホテルの周辺の並木にはクリスマスのイルミネーションが施され、光輝いていた。


「今も恋愛よりも仕事か?」


「・・・そうでもない・・・」

莉那の合コンの誘いに乗ったんだ。恋愛はしたいと思ってるか…


「なら、一度真剣に藤ヶ谷さんと交際してみたらどうだ?見合いを断るのそれからでも遅くない」


「彼との見合いは取引先の方の顔を立てるだけのつもりだったの」


麻生は並木のイルミネーションをぼんやりと見つめた。


「でも、藤ヶ谷さんは違った」


「逸希のプロポーズを断らない方がよかったかもしれない」








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