カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「お前、いつ面接したんだ??」


「藤ヶ谷副社長にヘッドハンティングされたと言うか…」


「藤ヶ谷副社長!!?」


「へぇー凄いじゃない」


「母さんは黙って…その話は断るんだ!莉那」


「どうして!?藤ヶ谷副社長直々の話よ。断るなんて失礼よ!」



「いいから…断るんだ!」


逸希は語調を強めて、私に詰め寄った。



「嫌よ!」


「お前は俺と結婚すんだろ!?俺が食わせてやるから…働かなくてもいい」


「私と逸希の結婚は具体的に決まったワケじゃない。それに逸希は・・・」


逸希は麻生とーーー・・・


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