スイートな御曹司と愛されルームシェア
咲良は翔太の柔らかな髪に手櫛を通すようにして彼の頭を引き寄せた。腰と背中に彼の手が添えられたかと思うと、咲良は柔らかいベッドの上に寝かされていた。
「咲良さん、このまま抱いてもいいですか」
咲良の顔を囲うように両肘をついて、彼が熱く潤んだ瞳で見つめてくる。従順な忠犬にも思えた翔太の猛々しい眼差しに、咲良は思わずうなずきそうになる。だが、わずかに残った理性が、ストップをかけた。
「その前に教えて……」
「何です?」
翔太の顔が近づいたが、唇は触れそうで触れない。
「初めて居酒屋の外であなたを見つけたのは、あれはあなたが出会いを仕組もうとしてたからなのよね? 今日のは……今日の出会いもそうなの?」
そんなことを思ってしまう疑り深い自分が嫌だったが、本気で翔太を求めている今、これがまた何かの目的で仕組まれたものだと後で知ったら、もう二度と人を信じられなくなりそうな気がする。
「確かに、最初に出会った日、俺は咲良さんに近づくためにあの場所にいました。でも、あんなふうに出会うことは想定していなかったんです。だって、俺は気分が悪くてそれどころじゃなかったから。そんな俺を、同じく酔ってふらふらだった咲良さんは介抱してくれたんですよ。咲良さんはまったく覚えてないみたいでしたけど」
「咲良さん、このまま抱いてもいいですか」
咲良の顔を囲うように両肘をついて、彼が熱く潤んだ瞳で見つめてくる。従順な忠犬にも思えた翔太の猛々しい眼差しに、咲良は思わずうなずきそうになる。だが、わずかに残った理性が、ストップをかけた。
「その前に教えて……」
「何です?」
翔太の顔が近づいたが、唇は触れそうで触れない。
「初めて居酒屋の外であなたを見つけたのは、あれはあなたが出会いを仕組もうとしてたからなのよね? 今日のは……今日の出会いもそうなの?」
そんなことを思ってしまう疑り深い自分が嫌だったが、本気で翔太を求めている今、これがまた何かの目的で仕組まれたものだと後で知ったら、もう二度と人を信じられなくなりそうな気がする。
「確かに、最初に出会った日、俺は咲良さんに近づくためにあの場所にいました。でも、あんなふうに出会うことは想定していなかったんです。だって、俺は気分が悪くてそれどころじゃなかったから。そんな俺を、同じく酔ってふらふらだった咲良さんは介抱してくれたんですよ。咲良さんはまったく覚えてないみたいでしたけど」