Kiss of a shock ~涙と~
予想通り、間も無く健二の母親が遺した日記か手紙か何かが、健二の大事にしていたぬいぐるみの中から発見され

健二は、その事実を知ることになった。

俺が良い兄のフリをしていたということを。

俺が自分の母親を自殺に追い込んだ張本人だってことを・・・。

「許されるわけがないんだ。。」

許されるわけがない。

許されちゃいけないんだ。

俺は人殺してで犯罪者だ。

幸せになる権利なんかない。

「万理香、健二を・・愛してやってくれ。あいつを・・あいつにこそ、あんたみたいな女が必要なんだ。。」

それが、どれほど残酷なことであっても

俺はいばらを抱いて眠る。

感情さえも殺して。
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