Kiss of a shock ~涙と~
その日、見た夢は


懐かしいけれど、決して…


見たくない夢だった。


案の定といえば、案の定、なんだけれど


一番思い出したくない、そんな記憶の邂逅…。


寝覚めは最悪で、気怠さに身動きとれない。


仕事に行く、なんて考えられない。


けど、ここに1人でいるのは、もっと考えられない。


掛時計の時刻は午前8時過ぎ。


万理香は早めの欠勤連絡を会社にして、それからシャワーを浴びた。
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