Kiss of a shock ~涙と~
万理香の家が、どこにあるのかなんて知るはずもない。


驚きに満ちた瞳をしている。


不審感と少しの恐れ…、それを感じて健二は微笑み答えた。


「万理香ちゃんの会社の社長から聞いたんだよ、今日はお休みだって。ついでにここの場所も教えてもらったんだけど、驚かせちゃったね。」


「あ…ううん。」


そうか、と考えたら少しだけホッとした。


「どこかに行くところだった?」


およそ予想はつくけど


そう思いながら、万理香の顔を覗いた。
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