Kiss of a shock ~涙と~
消えてしまいたい。


何もかも、どうでもいいからー。


あの時、自暴自棄になっていた万理香を暗闇から光のある場所に導いてくれたのは、社長だった。


もう一度、あの暗闇の中に落ちるのなら、もうどうでもいい。


古傷を抉り、塩を塗るような健二のことを好きになんかなるわけがないし。


社長に恩返しができるならー。。


万理香は、吐き気を感じて口元を手の平で塞いだ。
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