Kiss of a shock ~涙と~
一瞬の困惑


けど、すぐに気付いた。


ワザとだーー!


ワザと、忘れたんだ。


呆気にとられている内に、窓ガラスが閉ざされてしまった。


万理香は、慌てて窓ガラスに手を当て言った。


「ちょ、っ陣内さん!」


陣内はヒラヒラと手を振った。


そして、微笑みだけを残して、車は猛スピードで走って消えた。


う…


私、バカだぁ…。。


何で気付かなかったんだろう。


そもそも、あんなあっさりと納得したあたり、おかしかったのに…。
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