紅色に染まる秘密の恋(休筆中)
「……いえ、もう本当に大丈夫です。
怖くないです。」
私は首を横に振りながら
ゆっくりと口を開いた。
「……逆に私は今日武内課長に
たくさん迷惑をかけてしまって
帰宅のメールも忘れていました。
折角早く帰って来て下さったのに
今もまだ食事の用意が出来てなくて…。
………ごめんなさい!!」
謝罪の中で緊張のあまり私は
泣きそうになるのをグッとこらえて
目の前の彼に頭を下げた。
すると
『……何だ、そんな事か…顔を上げろ。
メールを忘れたぐらいで
俺は別に怒ってないぞ?
どうせ紅が今気が動転してるだろうと
予想はついてた。
それにさっき
河瀬からも連絡貰ったからもういい。
……だから、顔をあげろ…紅。』
彼は私に顔をあげるように促した。
「……。」
私は静かにゆっくり顔をあげた。
するとそこには
少し柔らかく微笑みを浮かべた
彼の姿が目の前にあった。
その瞬間….…ドキッ。
私の心臓が高鳴った。