学祭探偵ゲーム
中村目線
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「何が奈々ちゃんが好きだバッカじゃねぇの?」

あの後一触即発の空気のところに先生たちが入ってきて
まぁ予想どうりの話をたらたらして
月曜からは通常どうりとか
このことはほかの生徒には秘密だとか
教師どもは生徒の安全より翠陵高校の名のほうが大事らしい

もうイライラする...
教師どもも麻雨も清本も

どうにもまっすぐ家に帰る気がせず俺は思い出の場所に向かうことにした...

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ん?だれか先客がいる

「あなたが幸せになれるというなら私はそれで構わない」

き、清本!?
いや...清本じゃない?
いやいや清本だ!!
いつもと様子が違う
目つきが違う

「彩夏ちゃんと幸せになってね」

ん?このセリフって確か...
ってことは演技の練習してるのか――――


ん?
なんで俺素人の演技なんかに魅入ってるんだ...?

でも見れば見るほど本当にあれは清本なのか怪しくなってく
まるで美香が本当にその場にいるみたいな

わっこっち見た!!




「大好きだったよ...」




ドッキィ...///




な、な、な































































...可愛い


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