あたしは、悪魔と契約しました。
「そんな目で、、、俺のこと、見ないでくれる」


そう言い、聡はあたしから視線を逸らした。


あたしは、どんな目で聡のことを見ていただろう?


自分じゃ、わからない。


「聡さん。何言ってるんですか?」


樹は茶化すように、聡に尋ねる。


「いや。何か、この子に全て、、、見透かされてる様な気がしたから」

「何すっか、それ」


潤は、可笑しそうに笑う。


聡は同様を隠すように、煙草を吸い始める。


煙草、、、吸うようになったんだ。


この8年で、聡だって変わっただろう。


それが、何だか、、、聡を、凄く遠く感じた。


「お嬢さんに聞けよ。もしかしたら、お前らのことも見透かされてるかもよ」

< 75 / 297 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop