あたしは、悪魔と契約しました。
息さえ、止めてしまいたくなる、、、あの家に、、、


あたしは、ゆっくりと立ち上がる。


あたしは聡の元へと近付き、聡にだけ聞こえる声で言った。


「大丈夫。もう、、、バカな夢なんて、捨てたから」


幼い頃に、1度だけ、、、夢を見た。


この家を出て、どっか遠くの遠くに行きたい。と、、、


どこでも、良い、、、


あたしのことを人として、、、ちゃんと見てくれるところに、行きたかった。


だけど、すぐにそんな夢は捨てた。


完璧に諦めたのは、聡が家を出て行ってからだけど、、、


でも、叶わない事は、、、わかってた。


そしてそのまま、部屋を出ようとしたあたしの腕を、、、


聡は、掴んだ。

< 80 / 297 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop