みすみの花が開くとき
二日目の夜だった。



しばらくは男連中だけで話してたんだけどな。


『なぁ、女子の部屋行かね?』


そう言ったのは、矢追だった。

俺達には、その言葉の本当の意味が判らなかった…。



とりあえずウノを持って行った。

女子は、歓迎してくれた。菓子とか分けてくれた。



十回くらいやった頃かな。

矢追が雪を連れ出した。



それ自体は問題無いだろ?誰も止めなかったよ。



『ウノ以外は持って来てないんですか?』


そう紅葉が言ったから、男連中は他の物を取りに、部屋に戻った。


…雪の悲鳴が聞こえたのは、男部屋に着く少し前だった…。



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