彼は
一度文句の一つでも言おうと思ったが下手に出て売ってもいない喧嘩を買われるのは嫌なので今まで我慢してきた。
席替えしないかな、と思いながら机に鞄を置く。
そのことにより私の席に座っていた女子が私の存在に気付く。
「座ってごめんね」と申し訳なさそうに苦笑いを浮かべ、彼女は私の席から退いた。

すぐにチャイムが鳴り、今日もいつも通りの授業が始まった。
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