17歳の遺書
あれ???悠希がアンカーのゼッケンきていない。二回走るのかな?



そんな事を考えている間もどんどん順番は進んでいく。
相変わらず、俺たちのクラスは1番で、走ってもない俺も嬉しくて仕方がない。



もう俺たちの優勝で決まりだな。と喜びに浸っていると、







『ゆうーーーー!!ちょっときて!』


と、いきなりかかる声。
動けないでいると、

『ゆうっっ!ほらー早く来てよ!!』

という美帆の叫びに、市長さんも反応する。





「行ってきてあげたら?」





はっはっはと笑いながら言う市長さんから逃げるように、走り抜けていく選手たちを避けながら美帆の元へと歩いていく。




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