秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「でも火の無いところに煙りは立たないって言うしな」


白い息を吐きながら隆起が言う。



「…………」


「心配になってきたぁ?」

黙る俺をニヤニヤしながら空が見る。


「うっせぇな!!!」」


平気な顔をしながらも心の中で不安が募って行った。






「…心ここにあらずって感じだな…」


マイブームのボーリングもガーターの連発で下手くそな隆起に負けてしまった…。



「隆起に負けちゃったから罰として今から東京行きなさい」


ボーリング場から歩いて駅に入ると新幹線乗り場を空が指差した。



「はっ?今から?」


俺は腕時計を見る。
もう夕方の6時を回っていた。


「姫が浮気してたらどうしようねぇ…」


意味ありげな言い方で隆起が冷やかす。



…浮気…。

無いと思うけど…坂下って奴が無理矢理ホテルに入ったりしたら………。



「俺行くわ」



「悲惨な事になってても自分を見失うなよ」



「うるせぇ!」


俺は自販機で温かいコーヒーを買って皆と別れた。






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