泣きたい夜には…~Hitomi~
慎吾はクスッと笑うと、
『わかったよ。俺だって早くひとみに会いたい。でも、帰ってくればいつでも会えるんだから、あんまり無理するなよ』
もうすぐ日本に帰れる!!!!
慎吾に会える!!!!
心はもう日本に飛んでいた!!!!
帰国1週間前、
フィラデルフィア小児科病院での研修を終えた。
ハードな毎日だったけれど、こんなに必死になったことは今まで一度もなかった。
この2年間は小児科医としてだけでなく、人生の糧であり、宝。
私の仕事ぶりを認められ、病院長から正式なスタッフとして残らないかという打診があったことは慎吾には内緒。
スタッフそして、子供達との別れを惜しみながら病院を後にした。
荷造りも必要な物以外全て送る手配を済ませ、あとは帰国するのみ。
そんな時届いた慎吾のメール
『来週金曜日の夕方、予定が入った。とっとと終わらせるから待っていて欲しい。終わり次第連絡する。遅くなっても必ず会いに行くから。』
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