フェイント王子たち
男2人は、ベッドや、机を動かしたり、団欒部屋用のこたつを組み立てたりして、せっせと働いたので、私は台所でお客様用に買っていたドリップコーヒーを用意して2人の作業が終わるのを待った。
「よ〜し、完了」
こたつ布団をセットして最後に天板を乗せて、亮義兄さんが台所にやってきた。
「亮義兄さん、コーヒー飲みますか?」
「おっ、ありがと。頂くよ」
「じゃ、煎れますね」
カップに乗せて準備しておいたドリップコーヒーにポットからお湯を注ぐ。