フェイント王子たち

台所に戻って、冷凍にしていたご飯を二人分解凍し、鍋で昨日のカレーを温め直す。

「あ〜、腹減った」

シャワーを浴びてスッキリした顔の川合が台所に来て、昨日座った席にすわる。

「2日酔いじゃないの?」

「たっぷり寝たんで大丈夫」

「はい、どうぞ」

皿に盛ったカレーを川合の前に出し、自分のもテーブルに置くと川合の斜め前のいつもの位置に座る。

「いただきます」

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