フェイント王子たち
「…今日、大吾が、昭次さんが載ってる雑誌買ってきて見せてくれたんです」
「あ、あの雑誌、もう発売されたんだ。気取った写真が載ってたでしょ?あれ見られたなんて、恥ずかしいな」
「気取ってるっていうか、ここで見るいつもの昭次さんの顔じゃなくて、ああ、これが作家さんの時の昭次さんの顔なんだなぁって、思いました」
「そんな風に見えたんだ」
「はい。…私の知らない昭次さんだなって」
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