【完】キミと生きた証
「・・・・可愛すぎ。」



低い声が聞こえたと思ったら、急にこっちに手が伸びてきた。



あたしの体をぐいっと引っ張って、


もう一度、唇と唇が触れた。



今度はさっきより長くて、目を閉じた。




「・・・好き・・すぎて、おかしくなりそ。」



ちっちゃい瞬の声。



「・・・あたしも。」



瞬に夢中。


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