【完】キミと生きた証
午後2時を過ぎた頃。


ちょっと疲れたから休憩がしたくて、保健室の真由ちゃん先生の所に行こうって話になった。



その頃には体が重たくて、朝より息苦しくて。



「大丈夫か?・・顔色悪い。」



「ほんと?・・リップ、塗らなきゃ。」



保健室は出し物のない棟の1階にある。



・・静かな廊下が長く感じる。



「ちょっと・・ごめん。はぁ・・・っ。」



息が切れてきた。



吸っても吸っても苦しい。





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