ツンデレくんに出会いました。
ベッドに移動して、服を脱がされる。
裸になった腰を引き寄せられて、キスをしながらゆっくりベッドに押し倒された。
舌を絡ませながら、じわりと体重をかけられて、指を絡ませてぎゅっと握られる。
キスも、握る手も、すごく優しい。
あたしはすっかり骨抜きにされて、頭がぼんやりとしてくる。
長い長いキスの後、胸元にキスをされて、胸の先端を吸われる。
口の中で舌で舐られ、駿哉の頭を押さえてしまう。
駿哉の舌が熱くて、気持ちよくて、体の奥が疼く。
駿哉に触れられても怖くない。
この男なら大丈夫と体が安心しきって、ただただ快楽に溺れていく。
胸から離れた駿哉が下半身に手を伸ばして、熱が溢れた入り口を指でなぞられた。

「や、あっ…!」
「すごい濡れてるやん」

思わずよがると、駿哉がくっと笑った。
つぷ、と音を立てて、少しずつ指が飲み込まれていく。
奥まで届き、弱いところを攻められると、無意識に指を締め付けてしまって、その度に駿哉は笑っていた。

「また締まった」
「…っ」

からかうように言われても、あたしは吐息を漏らすことしかできない。

「おねが、優しくしないで…」
「なんで?」
「気持ちよくなっちゃうから…」

あたしの言葉に、駿哉は些か驚いていた。

「意地悪してほしいってこと?」

指が引き抜かれる。
その上にある突起を優しく擦られ、びくんっと腰が跳ねた。

「んぁ、だめ、そこ、いじっちゃ…っ」
「ここいじられるの好きなんや」

濡れて滑りをよくした指が、突起を優しく攻め立てる。

「腰、浮いてんで」
「だっ、て、あぁ…っ」

愛撫をやめる気配はなくて、どこか安心している。
少しずつ追い詰められていく感覚。
外は凍えるように寒いのに、駿哉に触れられている体は汗ばんでいる。
時々ちゅっとキスされて、感じることを許されている気がした。

「駿哉、いく、いっちゃうからぁ…っ」

思わず駿哉の腕を掴んでいた。

「そんなんしても、俺を煽るだけや」

お願い、そんな優しい顔で見ないで。
次の瞬間、頭が真っ白になって、あたしは絶頂に達した。
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