Task Force-特別任務部隊-
そして今、潜入のプロフェッショナルとなった傭兵ガイストは、『ゴーストを暗殺した男』として、その伝説を受け継ごうとしている。

伝説の幽霊を暗殺したという衝撃的な情報は、世界中の戦場に広まり、暗殺者正体不明のまま、憶測だけが独り歩きしている。

だが、ゴーストの残した私兵部隊『デュラハン』のメンバー達は知っているのだ。

ガイストこそが、その暗殺を遂行した人物である事、ガイストがゴーストの実子である事、そして、ゴーストは本当は生存している事…。

戦場で生きる者達の間に語り継がれる御伽話。

19歳前後でグリーンベレー(アメリカ陸軍特殊部隊)隊員としてイラク西部に潜入した湾岸戦争が初陣。

グリーンベレー時代から空挺降下、スキューバダイビング、フリークライミングのエキスパートで、多くの銃器、兵器の扱いを習得、素手での格闘術にも長けており、CQCもマスター。

シエラレオネ紛争、ボスニア紛争、コソボ紛争、ソマリア内戦、第一次チェチェン紛争、ポソ宗教戦争、アメリカのアフガニスタン侵攻(対テロ戦争)、イラク戦争など、アメリカ兵としてだけでなく、傭兵としても様々な地域紛争、民族紛争に参加。

にもかかわらず、誰もその素顔や本名を知らず、付いたコードネームが戦場に現れる幽霊『ゴースト』…。

そのゴースト暗殺の為にアジトに単独潜入し、トドメを刺す直前まで追い詰めた男。

ガイスト以外に、ゴーストの伝説を受け継ぐ男は存在しない。

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