下僕お断り!
*
そんで、体育祭当日になった。
嬉しいことに空は晴れ渡っていて、絶好の体育祭日和だ。
うむ、今日はいい天気だ。
「あつい……、信じらんない、だるい、めんどくさい」
『生徒会・実行委員会』とかかれたテントの下で、隣に座る矢吹がぐったりしながら文句を言っている。
生徒会とは別の、テント付き座席なだけありがたいと思え。
さえぎるもののない一般席はマジで地獄だからな!
「アハハー、確かに~。お茶飲む?」
「あ、私もらう」
「じゃあ俺も」
反対隣のじんたが、紙コップに入ったお茶をまわしてくれる。