下僕お断り!

「なぁに?あ、僕のイケメンフェイスに見とれちゃった?」

「いや、それはない」

「ひどい!」

あはは、とくったくなく笑って私の手を引いてつれていくじんた。

連れていかれた木陰で、ひらひらと伸太さんが手を振っていた。

今日も瞳は真っ赤。

レジャーシートの上に広げられたのは、色とりどりの綺麗なお弁当。

どれもおいしそうだ。


「うふふ、はりきっちゃったのよ~。じんたも月花ちゃんもお疲れ様、二人ともカッコよかったわよっ❤」


きゃっきゃっと嬉しそうに笑いつつ、座るのをすすめてくれる。



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