遠くにいる君に。






陽向をなくした悲しみでこんなにも視野が狭くなっていたことを




初めて知った。







日向に迷惑をかけているんじゃないか、




いつか嫌われちゃうんじゃないか、なんて




最近は陽向より日向のことを思い出してしまう日が続いていた。





これじゃ、私が日向を好きみたいだよ……













< 115 / 132 >

この作品をシェア

pagetop