遠くにいる君に。
「だから君が、負い目を感じることはないんだよ、結菜ちゃん。」
「……結菜ちゃん、あなた、前から、あの子が死んでからずっと、私たちに負い目感じてたの?」
おばさんの目が、あまりに真剣で、
目を伏せて、コクッとうなずいた。
目の端に腕を上げるおばさんがみえた。
「……結菜ちゃんは本当に馬鹿よ。私たちがあなたを恨むわけないじゃない。」
襲ってきたのは、痛みなんかじゃなく、おばさんの暖かさだった。
ふわりとおばさんに抱き締められていた。
「私たちがあなたに思うのは、恨みなんかでもなく、一番に感謝よ。あの子を亡くなってから、一番あの子を忘れないでいてくれたのは、あなたじゃない。そうでしょう、結菜ちゃん。」