不機嫌なアルバトロス
―あぁ、本当この人最低な人間なんだ…


何度も何度も心の中で繰り返した言葉を、今一度頭の中で呟く。


窓の向こうにはパーキングの看板、そして犬を連れて散歩する人が見えた。


ましてや、詐欺師だなんて。


どんなに良い男でも、駄目だわ。


だけど、ここは私も脅されているわけだし…


はいやりますって言って、警察に駆け込もうかしら。


いやでもそしたらあのデジカメの写真を警察の人に見られることになる。


やっぱり、八方塞だわ。
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