不機嫌なアルバトロス
「ふっ」


固まったまま、何も言えずにいると、髪を通して彼の笑いが響く。


もしか、して…


いや、もしかしなくても…


自分の掬われた髪が、彼の唇に当たっている。


キ!?


まさか、キスされてる!?


いやいや違う違う。当たってるだけ。


落ち着け、自分。


キスじゃない。うん。


なんか、もう、過呼吸で気絶しそうだ。
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