守ってダーリン!
(彼氏・・・ではないけれど、その人とデートしてたとか言ったら、お父さん倒れそうだし・・・。)


そう判断した私は、市谷さんとの関係を、とりあえず内緒にしておくことにした。

「でも、よかったわー。ケガがなくて。いまのところ、検査も問題ないんでしょう?」

「うん。多分、明後日には退院できるみたい。」

「そう・・・よかった。」

心底ほっとした表情になるお母さん。

相当心配してくれていたのだろうと、その気持ちが伝わってくる。

「だから、大丈夫だよ。私、里佳の退院まで休み取ったから。」

突然、お姉ちゃんがお母さんたちに向かって言葉をかけた。

「商店街のくじ引きで、旅行、当たったんでしょ?行ってきなよ。」

「えっ!?そうなの?」

私は初耳で、驚きの声をあげて両親二人の顔を見た。

「まあ・・・そうだけど・・・でも。」

お父さんもお母さんも私の身体を慮っているらしく、二人でもごもごと口ごもる。

「明後日からハワイ旅行だって。二人とも海外初めてでしょ?

里佳はなんともないんだし、私がついてるから。・・・ね、里佳。」

「うん。そうだよ、行ってきて!

ケガしてるわけでもないし・・・ほんとに、検査受けてるだけだから。

くじ引きで当たるなんてそうそうないよ!」








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