守ってダーリン!
「忘れ物ないよね?」
退院の日。
荷物をまとめ、お姉ちゃんと二人で病室の中をぐるりと見回す。
「うん。大丈夫だと思う。」
もう一度洗面台の周りを確認してから、私は手でOKの合図を送った。
そして、病室を出ようとした姉に、ちょっと一言。
「あの・・・お姉ちゃん、家帰る前に、市谷さんのところ寄っていってもいいかな?
会えるかわからないけど・・・。」
「ああ。そうだね。聞いてみようか。」
頷いてくれた姉とともに、お世話になった医師や看護師さんたちに挨拶をすませると、二人で市谷さんのいる病棟へと移動した。
彼の入院病棟のナースステーションに声をかけると、あっさり「いいですよー」と許可をいただき、私とお姉ちゃんは面会をさせてもらうことにした。
白にほど近い、ベージュ色の廊下を進む。
市谷さんの病室は、個室が並ぶ廊下の、奥から2番目の部屋だった。
深呼吸をして、お姉ちゃんと二人で頷き合うと、ドアをコンコン、とノックする。
「はい」という低い声が聞こえ、ゆっくりと病室のドアを開けた瞬間。
「!!」
部屋の中に広がる光景に、私の身体は固まった。
退院の日。
荷物をまとめ、お姉ちゃんと二人で病室の中をぐるりと見回す。
「うん。大丈夫だと思う。」
もう一度洗面台の周りを確認してから、私は手でOKの合図を送った。
そして、病室を出ようとした姉に、ちょっと一言。
「あの・・・お姉ちゃん、家帰る前に、市谷さんのところ寄っていってもいいかな?
会えるかわからないけど・・・。」
「ああ。そうだね。聞いてみようか。」
頷いてくれた姉とともに、お世話になった医師や看護師さんたちに挨拶をすませると、二人で市谷さんのいる病棟へと移動した。
彼の入院病棟のナースステーションに声をかけると、あっさり「いいですよー」と許可をいただき、私とお姉ちゃんは面会をさせてもらうことにした。
白にほど近い、ベージュ色の廊下を進む。
市谷さんの病室は、個室が並ぶ廊下の、奥から2番目の部屋だった。
深呼吸をして、お姉ちゃんと二人で頷き合うと、ドアをコンコン、とノックする。
「はい」という低い声が聞こえ、ゆっくりと病室のドアを開けた瞬間。
「!!」
部屋の中に広がる光景に、私の身体は固まった。