守ってダーリン!
「勝手に決めるな。

・・・・・・彼女じゃない。」

そう言いきられ、チクリと胸が痛んだけれど。

市谷さんも、反応に困っての返答だろうことは、理解できないわけではなくて。

黙って状況を見守っていると、後輩の男性は、にまにまと市谷さんに笑いかける。

「でも、彼女じゃないのに、あんなことしないですよね?」

「!」


(み、見られてた!!)


そして、なんという怖いもの知らずな発言!!

龍平くんと同じ血を感じつつ、先ほどの場面をしっかり見られていたとわかった私は、完全に顔から火が噴きだした。

市谷さんはというと、史上最悪のレベルを上げて、後輩男性を鋭く睨んだ。

「いい加減にしろ。それ以上何か言うと、本気で殴るぞ。

幸い、腕は動くから。」


(こ、怖いーーー!!)


緊迫した雰囲気に、どうしようかと小さくなっていると、ドアの外にいるグループの中の女の子が、気遣うように私に話しかけてきた。
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