守ってダーリン!
「なになに?付き合うことになったの?まあ、二人揃って来るってことは、そうよねえ。」

登美さんが私と市谷さんを交互に見ては「うんうん」と嬉しそうに頷く。


(ちょっと、恥ずかしいけど・・・。)


「応援してもらったので、その、報告がてら・・・。」

私が言うと、村上さんが「ほら!」と得意げに手をたたく。

「やっぱり、オジサンたちは、恋のキューピッドだったんだな。」

「恋のキューピッドって・・・発言が古いですよ。」

「仕方ないだろう。オレは昭和の男だ!」

「いや、オレもですけど・・・。」

村上さんたちが、またワイワイと話し出す。

そこに水を差すように、市谷さんがさらりと会話に割り込んだ。

「村上さんたちがいなくても、普通に上手くいってましたよ。」

「なんだとー!」

「恩を忘れたのか!!」

また、にぎやかな宴が始まった。

懐かしい雰囲気に、すぐに心が温まる。

私は、初めてここに連れて来てもらった日のことを思い出しながら、以前と同じ場所に座って、笑顔で楽しくお酒を飲んだ。
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