守ってダーリン!
(ち、近い・・・!)


「かわいいね。」

卓哉さんに、妖しい目線を向けられる。

「!?ど、どうも・・・。」

市谷さんの顔なのに、ノリが軽い・・・というか、危険なハンターの匂いがする・・・!

私は完全に戸惑って、小さく一歩、後退り。

「・・・おい、あんまり近寄るな。」

私の気持ちに気づいたのか、市谷さんは私の腕をつかむと、卓哉さんから引き離す。

「近寄るくらいいいよねえ?触ってるわけじゃないんだし。」

「え、えーと・・・。」


(肯定すべきか、否定すべきか・・・。)


「触るとか絶対にやめろ。本気で殴るぞ。」

答えに悩む私をかばうように、市谷さんは低い声で卓哉さんにそう告げる。

「ケチだなあ。なんかするわけじゃないのに。

こんな怖い刑事さん、いやだよねえ、里佳ちゃん。」

「えっ、い、いえ・・・。」

「兄貴みたいにチャラけた刑事の方が、信用無くてよっぽどいやだろ。」

言い合う二人の間で戸惑っていると、「はいはい」と言って涼子さんが手をたたく。

「そんなのどっちでもいいから。早くリビングに入って。翔(かける)たちが待ってる。」

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