守ってダーリン!
涼子さんに促され、仕方ないという感じでその場を収めた二人に続き、私も一緒にリビングへ向かう。

ドアを開けると、「待ってました!」と言わんばかりの男の子二人が、おもちゃの剣を構えたまま、こちらに向かって立っていた。


(わ・・・!かわいい・・・!)


二人とも、市谷さん・・・というか、卓哉さんによく似ている。

これはかなりかっこよくなるぞー、と、彼らの有望な未来を思わず想像してしまう。

「直哉おじちゃん!」

二人は持っていた剣を投げ捨てると、市谷さんの右足と左足にそれぞれがしっとしがみつく。

「元気だったかー?」

市谷さんは声をかけ、二人を交互に抱き上げる。


(わっ・・・!!どうしよう・・・なんか、キュンとしちゃうかも。)


二人に向ける優しい笑顔。

市谷さんが子供とじゃれ合う姿は新鮮で、ときめかずにはいられない。

そんな彼に見とれていると、大きいお兄ちゃんが「あっ!」と声を出して私を指さす。

「直哉おじちゃんの彼女でしょ!」


(おおっ!直球!)


「うん。初めまして。よろしくね。」




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