守ってダーリン!
「おーっ!なんだ直哉、公開プロポーズか!」

「ねっ!今、ちょっとドキッとしちゃった!」

卓哉さんと涼子さんが、目を輝かせて盛り上がる。


(はい・・・。私も、ドキッとしました・・・。)


「・・・そんなんじゃない。翔に、ちょっと注意しただけだ。」

ぶっきらぼうに言うものの、恥ずかしいことを言ったと気づいたのか、市谷さんの顔は少し赤くなっている。

「本当かあー?」

「そうに決まってるだろ。」

「ふーん・・・。」

納得していない様子の卓哉さんは、顔をにやにやさせたまま。

「おい、翔。もしかしたら、もうすぐいとこが出来るかもしれないぞ。」

「・・・!!」

私は、スプーンにのせていたプリンを、つるりと床に落としてしまった。

市谷さんは紅茶を手にこぼしたらしく、「あちっ!」と言って慌ててカップを置いていた。

「やだ、大丈夫?二人とも。動揺しすぎだよ。」

涼子さんがクスクスと笑いながら、キッチンから布巾を持ってきてくれた。

隣では、翔くんが「いとこってなにー?」と言っている。
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