守ってダーリン!
寝ぼけているのか、ぎゅっと私を抱いたまま、微動だにしない彼の腕。

私はずりずりと身体を上に動かすと、顔の位置を彼に合わせた。


(顔、真っ赤・・・)


頬に触れると、つぶっていた彼の目がゆっくり開いて私を捉えた。

そしてそのまま、しばらくじーっと見つめられた。


(な、なんだろう・・・?)


「・・・里佳はほんとにかわいいな。なんなんだ」

「え!?いや・・・その・・・なんなんだと言われても・・・」


(完全に、目が据わってる・・・)


そのまま、直くんはしばし無言で私の顔を見つめ続ける。

私もなんとか彼を見つめ返していたけど、さすがに恥ずかしくなってきて、視線をついにそらしてしまった。

「・・・なんでそらすんだ」

「だって・・・そんなにじっと見られたら・・・やっぱり、恥ずかしいですよ」

毎日見ている彼の顔。

だけど。
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