守ってダーリン!
みんながワイワイと話し始める。

市谷さんは口をはさむことはないけれど、その様子を見ているだけで、なんだかとても楽しそう。


(ふふっ、いつもこんな感じなのかな。)


「それで、二人はどこで出会ったの?」

私の年齢ダブルスコアの、村上さんが尋ねる。

「桐島の奥さんの、友達なんですよ。」

「おおー、桐島くんの。そっかそっか。」

どうやら、龍平くんも常連らしい。

「元々は、上司がオレと桐島を連れて来てくれたんだ。」

「そうなんですか。」

こういうところに職場の仲間で来るんだな・・・と思うと、市谷さんが、上司にも部下にも慕われている気がして、私はなんだかうれしくなる。

「で、付き合ってどのくらい?」

「・・・ゴホッ・・・!」

村上さんの二つ目の質問に、市谷さんが咳き込んだ。

「大丈夫ですか?」

「・・・大丈夫。

村上さん、だから・・・そういうんじゃないんですよ。」



< 80 / 330 >

この作品をシェア

pagetop