元殺し屋と、殺し屋~anotherstory~
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僕は両親に捨てられ、養護施設で過ごした。
しかし根暗で本ばかり読んでいた僕は、施設でも学校でもいじめにあった。
ある日そんな日々が嫌になり、僕は施設を抜け出し、ブラックキャットのボスにあった。
ちなみに当時のボスは、恭真くんのお祖父様だ。
快楽殺人者の気がある恭真くんのお父様とは違い、お祖父様は、誰に対しても優しく接する、殺し屋に向いていない人物だった。
「氷、良い名前だ。
ワシは気に入ったぞよ」
「あ、ありがとうございます」
「では、訓練を始めるとするかの。
氷はどの武器を使いたい?」
「じゃ、銃で」
「ふぉっふぉっふぉっ。
氷は目が高いのぉ」
小学2年生の僕でも持てる、軽い銃を渡してくれる。
「あの的に当ててみなさい?」
「はい・・・」
パンッと発砲した。
ヒト型の的に、弾が当たる。
しかし、急所を外していた。
・・・当たったのは、手の指の先。
「氷に銃は向かないようじゃの」
「すいません・・・」
「謝ることはないぞよ。
他の武器を使ってみなされ」