元殺し屋と、殺し屋~anotherstory~
☆☆☆
あるお休みの日の深夜2時ごろ。
私、澪鵺は学校へ忍び込んだ。
校門が閉まっていたし、入り口には防犯カメラがあるから、私たちは裏の警備が薄い門を乗り越え、忍び込む。
澪鵺はさすが小さい頃からやっていたというだけあって。
簡単に乗り越えられた。
「お待たせしました倉片先輩。
待ちましたか?」
「ううん、待っていないわ」
今の私の服装は、久しぶりに家の押入れから取り出した、仕事用の服。
髪も結ばずおろしている。
隣の澪鵺は、黒髪眼鏡と言う学校での見た目。
倉片先輩は茶髪ををツインテールにしていて、服はガラスで作られたであろうダイヤっぽいのを散りばめた、赤と紫色のミニスカートの浴衣っぽいの。
表現能力が私にはないからなー・・・。
浴衣をミニスカにした感じ。
と思ってくれれば良いかな。
「あら?
玉置さん三つ編み眼鏡じゃなかったっけ?」
「普段はそうなんですけどね」
「で?
突然あたしを呼び出して何の用?」
実は私が倉片先輩を呼び出した理由、澪鵺も知らないの。
だから初めてここで言う。