電波ジャック~ハロー・ラバー~
「セイ。明日さぁ、文化祭の予算配分について、生徒会と部長で折衝があるんだ。で、部員名簿が必要なんで、ここに名前書いてくれよ」
「マサが書けって。名字以外一緒だろ?」
言うと思った。
差し出した紙にもボールペンにも、見向きもしない。
人数合わせのために、帰宅部の連中の名前が書いてあるそこに、俺は自分とセイの名前を書いた。
『天文部部長 平野 正也
副部長 星川 正也』
俺達は下の名前の漢字が一緒で、俺がマサヤ。星川がセイヤと読む。
そんな奇妙な巡り合わせで、俺達は友達になった。今では、お互いに一番の友達だ。
ふと、セイが顔をあげてきた。
「で?今年は何をする予定なんだ?」
「特に目新しいのはねぇかなぁ……。去年みたいに教室をプラネタリウムにして、文化祭前にあるらしい流星群の観測を発表……かな」
「らしい流星群って何だよ」
思わずセイが吹き出す。
そうは言われても、顧問の黒田は流星群としか言わなかったんだから、俺には分からない。
「で、電波女と格闘か。ま、頑張れ」
「他人事みたいに言うなよな。予算次第で打ち上げケチるぞ?」
「それは勘弁だな」
セイが、ヘヘッといたずらっぽく笑った。
「マサが書けって。名字以外一緒だろ?」
言うと思った。
差し出した紙にもボールペンにも、見向きもしない。
人数合わせのために、帰宅部の連中の名前が書いてあるそこに、俺は自分とセイの名前を書いた。
『天文部部長 平野 正也
副部長 星川 正也』
俺達は下の名前の漢字が一緒で、俺がマサヤ。星川がセイヤと読む。
そんな奇妙な巡り合わせで、俺達は友達になった。今では、お互いに一番の友達だ。
ふと、セイが顔をあげてきた。
「で?今年は何をする予定なんだ?」
「特に目新しいのはねぇかなぁ……。去年みたいに教室をプラネタリウムにして、文化祭前にあるらしい流星群の観測を発表……かな」
「らしい流星群って何だよ」
思わずセイが吹き出す。
そうは言われても、顧問の黒田は流星群としか言わなかったんだから、俺には分からない。
「で、電波女と格闘か。ま、頑張れ」
「他人事みたいに言うなよな。予算次第で打ち上げケチるぞ?」
「それは勘弁だな」
セイが、ヘヘッといたずらっぽく笑った。