別れの最終地点
これが目覚めの悪い、私の起こされ方。



「早く降りてきなさいよ」


はーい、適当に返事をしてベッドの上に腰をかける。



今日も朝日が眩しい。


立ちあがり、窓の扉を開ける。


「今日も寒いっ!」



季節はというと、寒い寒い冬。
今は、高校1年生の1月。



寒いから、さささっと着替えを済まして、ブレザーを羽織る。


あー、頭もボサボサ。
眉毛もかかなきゃー。



急いで髪の毛をセットして、化粧もして、時間がない時の自分完成。

マフラーとスクバを持って、急いでリビングに駆け降りる。
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