生意気な後輩とドSな先輩と優しい幼なじみ


私達は朝食を終えるとお兄ちゃんもちょうど終えたところで3人で登校することになった。


お兄ちゃんは私の近くの高校でたまに3人で行ったりしていた。




「お母さん!!行ってくるね!」


「行ってきます!」


「行ってくる」



「行ってらっしゃい!」



兄は高3にもなって素っ気ない態度をとっていた。兄者よ、大人になりなさい。


君は「「ツンデレかっ」」。


私が心の中で呟いていたら見事にお兄ちゃんと遥がハモってくれた。


「なっ!?何ハモってんの!」

「いや、だって華がいつも思っていること同じなんだもんね。」


「華、いい加減に俺をツンデレて言うな。いいか?」


お兄ちゃんは私のほっべをつまんで念入りに「いいか?」と強調しながら耳元で言われ、それを見た遥は笑いながら見ていた。



これが、日常茶飯事だ。
やれやれ…ツンデレ兄者よ、



「おいっ!!」


「何故分かったんだ!?」
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