【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん



いつもより疲れたと感じるのは笑い過ぎたせい。


はーぁなんて緩みきった顔のまま部屋へ戻ると隼の姿がない。


「まさか早起きの為にもうお風呂?」


そんな事を思うとまた笑い出したくなる。


例えば何かを怒っていたとしてもだんだんと怒りはおさまる。


泣いていたとしても泣き過ぎれば涙も止まる。


だけど笑いだけはいくらでも出てくる。


私も急いでお風呂へ入り明日への笑いの為に早寝をしようと決意した。



部屋へ戻れば隼はもうベッドの中で


「結衣寝るぞ」


「はい」


隼の腕の中でも遠足の前の状態なんだろうとまた可笑しくなる。


小さく笑いで身体が震える私に


何でだか理解している隼の身体も震え


「結衣を抱くことを我慢できるぐらい明日が楽しみだ」


そんな言葉には我慢の限界がきて


あははははは


2人で笑い合いながらおやすみってキスをすると


「幸せだね」って語りながら目を閉じた。







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